と言ってもアニメのほうではなく原作の漫画のほうね。

今の状況が何か既視感があるなーと思っていたら、デビルマンの後半の展開を想起させるんですよね。

甦ったデーモンが地球の覇権を取り戻すべく人類に総攻撃を始めるんですね。

人類も相当の死者を出しますが、デーモンも総攻撃により相当の打撃を受けます。

しかし、デーモンは2回目の総攻撃をしかけてこない。

何故なら、恐怖に駆られた人類は疑心暗鬼になり、自滅の道をたどるから。

後はデーモンは人類が自滅するのをただ待てばよい。

これは記憶を消し、人間の世界で生きていた悪魔神サタンの心理を汲み取った魔王ゼノンの作戦なのだが、結果、人類は滅び、残されたデーモン軍団とデビルマン軍団の最終戦争アーマゲドンになるわけだ。

物語的には、デビルマン軍団に勝利したサタンの元へ神の軍団が迫るところで終わっていたので、デーモン対神が最終戦争なのかもしれませんがね。

言いたいのはそこではなく前段の人間の弱さ、醜さだ。

追い込まれるとパニックになるというか、東洋人を病原菌呼ばわりして暴行した西洋人の話や、電車の中で咳をした女性を排除しようとした男性の件など、まさに人間界に入り込んだと思われるデーモンを刈り出して排除しようとする漫画の世界と同じですよね。

漫画デビルマンの世界では、デビルマンこと不動明がお世話になっていた牧村家が、デーモンの恐怖に駆られた理性を失った暴徒に襲撃され、人間がどんなに守るべき存在に足らずとも、君さえいれば、と愛していた美樹を惨殺され、怒りと哀しみで暴徒達を一瞬で焼き殺すシーンは、この漫画のハイライトでしたね。

現実の世界の人類も同じように愚かで醜いとは思いたくは無いのですが、昨今の漫画さながらの状況を見ると暗澹たる気持ちになるのは自分だけでしょうか。

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