はっきり言いまして、ウィンター兄弟やリック・デリンジャーを知ったのは、自分がもう大人になってからでございます。

世にも珍しい白子の兄弟ミュージシャンというギタリストのジョニー・ウィンターとキーボーディストのエドガー・ウィンターですが、兄のジョニーのほうはライブのジョニー・ウィンター・アンド、弟のエドガーのほうは大ヒットインスト曲のフランケンシュタインが入っているやつした聴いたことが無かった。

弟さんのほうのリーダーバンド、エドガー・ウィンター・グループのセカンドアルバム?恐怖のショック療法っていう超こけ脅し的タイトルのアルバムがあるのだが、日本では認知度が低いが名盤と誉れが高いので一度聴いてみたかったんですね。

でも、中古CD市場でもお高いし、その存在を半ば忘れかけていた先月、アマゾンで900いくらで売られていたのを発見した。
海外直送なのだが、配送料を入れても1300円ほどだ。
これは買わねばなるまい。

2週間ほど待たされ、届いたCDを見て驚いた。
アナログ盤を模したデザインなのは分かるが、表裏とも真っ黒だ。
すわ詐欺か?と思ったが、ちゃんとCDプレイヤーで再生されました。
アッチョンブリケ!

で、気になる音のほうですが、一言で言えば爽快痛快サウンドです。
1974年製作ということで、さすがに音の古さは否めないが、それをも凌駕する素晴らしい楽曲群でございます。
演奏歌唱も素晴らしいが、何より編曲能力の高さに脱帽です。

エドガー・ウィンター・グループと冠するグループで実際にバンドのリーダー、スターは当然エドガーなのですが、プロデュースは新加入ギタリストであるウィンター兄弟の盟友リック・デリンジャーだし、半数の以上の作曲とボーカルはベースのダン・ハートマンなのだ。
つまり、エドガーの名前を冠してはいるが、全くワンマンバンドではなく、3人のスター並列のスーパーバンド形式なのだな。

そして、ベースのダン・ハートマンの曲がめちゃくちゃ良いのだ。
彼は後のディスコブームで大活躍をしたようなのだが、いかんせん自分ディスコにあまり興味が無かったもので、ほとんど名前くらいしか聞いたことがなかった。

もう死ぬ前に聴けてよかった。
最近はずっと車の中でこればかり聴いております。

日本ではまったくと言って知名度の無い彼らですが、一度是非。

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